教えてもらえなかったから、身についたこと
〜誰も育ててくれなかったから、自分で学ぶしかなかった〜
社会人になった頃の私は、「仕事を教えてくれる先輩」がいませんでした。
就職氷河期。
最初に入った会社では派遣社員として働き始めました。
周りにいるのは他社の社員ばかり。
もちろん、分からないことを聞けば教えてもらえます。
でも、「一から十まで教えてもらう」という環境ではありませんでした。
だから私は、人を見て学ぶしかありませんでした。
メールの書き方。
電話での話し方。
仕事の進め方。
「この人のやり方はいいな」と思ったら真似をする。
分からなければ、自分で調べる。
やってみる。
失敗する。
そして、また挑戦する。
振り返ると、社会人としての土台は、そんな毎日の積み重ねでできていったように思います。
今でも忘れられない失敗
社会人になって間もない頃。
今でも忘れられない失敗があります。
ネットワーク機器の電源を落とす作業で、本来停止する予定ではない機器の電源を抜いてしまったのです。
幸い、本番稼働している機器ではなかったため、大きなトラブルにはなりませんでした。
それでも、一緒に作業していた他社の先輩は相当焦ったと思います。
私自身も、「取り返しのつかないことをしてしまった」と頭が真っ白になりました。
それ以来、電源ケーブルを抜く前には、
「本当にこの機器で間違いないか。」
と、一呼吸置いて確認することが習慣になりました。
誰かに教えられたわけではありません。
自分で失敗したからこそ、身についた習慣です。
自分で考えた経験は、忘れない
もちろん、分からないことを聞くのは大切です。
でも私は、
「教えてもらったこと」と、
「自分で考え、経験したこと」は違うと思っています。
教えてもらったことは、その場では理解した気になります。
でも、自分で考え、失敗し、改善した経験は簡単には忘れません。
だから応用も利きます。
だから今でも、新しいことに挑戦するときは、まず自分で考えてみることを大切にしています。
遠回りに見えるかもしれません。
でも、その遠回りが、自分だけの力になっていくのだと思います。
大家業でも変わらないこと
この考え方は、20年以上続けている大家業にも生きています。
私は、管理会社の担当者さんに、できるだけ感謝の言葉を伝えるようにしています。
設備の不具合に迅速に対応していただいたとき。
入居者さんへの対応をお願いしたとき。
そんな一つひとつの場面で、「ありがとうございました」と伝えます。
特別なことではありません。
でも、仕事は人と人との信頼で成り立っています。
会社員として、多くの人の仕事を見て学んできたからこそ、その大切さを実感しています。
だから私は、管理会社を「お願いする相手」ではなく、「一緒に仕事をするパートナー」だと思っています。
今でも学び方は変わりません
振り返ると、私の学び方は20年以上変わっていません。
まずは自分で考える。
人を観察する。
やってみる。
失敗する。
改善する。
そして、また挑戦する。
近道ではないかもしれません。
でも、経験は誰にも奪われません。
だからこれからも、自分で考え、自分で経験し、自分の力に変えていきたいと思っています。
過去の自分へ
誰も教えてくれない環境を、不公平だと思わなくていい。
見て学ぶこと。
考えて行動すること。
失敗から学ぶこと。
その一つひとつが、いつか自分だけの財産になる。
あの頃は、不安ばかりだったよね。
でも、大丈夫。
遠回りだと思っていた道が、20年後には一番の近道になっているから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このSubstackでは、
相続。
借金。
不動産経営。
そして20年以上大家を続けてきた中で感じたことを書いています。
過去の自分へ向けて書いているつもりですが、
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アラためさん
苦労されてきたんですね。自分で考えるのはしんどいし失敗も多いですけど、その分、成長も出来ますね!
林さん
コメントありがとうございます😊
本当にそうですね。
あの頃は必死でしたが、自分で考えて失敗した経験は、今でも一番の財産になっています。
そして、林さんとのご縁にも感謝です😊